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審査概要

        ①【技術検査】車両の安全・設計要件の適合

        ②ドライバーの5秒以内脱出 

   車検   ③【ブレーキ】4輪ブレーキ(4輪ロック)を、確認・検査

        ④【騒音】所定の条件で排気音レベル確認(110dB以下) 

        ⑤【チルトテーブル】車両45度傾斜で燃料漏れ無し。ドライバー乗車し車両60度傾斜で転覆

         しないことを確認・検査

『静的審査』

​  コスト

 配点 100

予算とコストは、生産活動を行うにあたって考慮しなければならない重要な要素であることを    

参加者に学ばせることが狙い。車両を見ながら事前に提出したコストレポートのコスト精度、チームに

よる製造度合等を確認し、レポートのコストと車両との適合を審査する。一般に購入品目となる2項 について、部品製造プロセスなどの口頭試問を行い、それらの知識・理解度を評価する。 

 

フォーミュラカー製作にどれぐらいのコストがかかっているのかの審査を受けています。審査員が製作した学生に口頭で尋ねながらすすめていきます。細かいパーツまでしっかりと理解をしていないと、審査員にうまく伝えることはできません。高価な部品を使うことがすべてではありません。より安全かつ速く走れる、そんな部品やパーツの選択が必要です。

『静的審査』

プレゼンテーション

​ 配点 75

学生のプレゼンテーション能力を評価することが狙い。プレゼンテーションは、『審査のコンセプトに沿い、製造会社の役員に設計上の優れていることを確信させる』という仮想のシチュエーションのもとで行う。

3人の審査員が見守る中、緊張のプレゼンテーションです。学生というよりも、もうエンジニアの顔になっています。エンジニアとして活躍するためには、ただ製作するだけではなく、プレゼンテーション能力も問われてきます。いかに優れたフォーミュラカーなのか、熱く説明をしています。

『静的審査』

デザイン(設計)

 配点 150

事前に提出した設計資料と車両をもとに、どのような技術を採用し、どのような工夫をしているか、またその採用した技術が市場性のある妥当なものかを評価する。具体的には、車体および構成部品の設計の適切さ、革新性、加工性、補修性、組立性などについて口頭試問する。

 

審査配点としては、[150]点ととても高い配点になる、デザイン(設計)の審査。ここでも口頭質問があります。ただフォーミュラカーを製作しただけでは評価はされません。いかに他のチームと違う優れたフォーミュラカーを製作するのか、そのセンスが問われます。

 『動的審査』

アクセラレーション

​ 配点 100

0-75m加速。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行可能。ベストタイムを競う。

​  コース図はこちら→

 『動的審査』

 スキッドパッド

  配点 75

8の字コースによるコーナリング性能評価。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行可能。タイムを競う。

 『動的審査』

 オートクロス

  配点 125

直線・ターン・スラローム・シケインなどによる約800mのコースを2周走行する。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行可能。ベストタイムを競う。エンデュランスは、このオートクロスの早いチーム順に走行する。

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    『動的審査』

 エンデュランス

  配点 275

直線・ターン・スラローム・シケインなどによる周回路を約20km走行する。走行時間によって車の全体性能と信頼性を評価する。

                    ←コース図はこちら

   効率

  配点 100

エンデュランス走行時の燃料・電力消費量を評価します。

 合計 1000

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